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"俺と契約をしよう?" 9〜Bad End〜
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snr side
……どっちを選ぶって……?
…言うてしまえば生きるか死ぬかって事やろ…
僕は___
「…ここに残ります…。
…志麻くんは僕がいなくても幸せになれますから…
……居なくても…」
「ふぅん。あいつの事を考えて出した決断なんだな?」
「…そうですね。…僕がいるせいで志麻くんが変になっちゃうのは嫌だから…」
「そっかぁ。…それでいいんだな?
もう一生あいつの顔見れないかもよ?」
「…いいんです…っわざわざ躊躇うこと言わないでください…決めたんですから…」
「…へいへい。分かりましたよーっと」
するとちっさいたぬきは変な言葉を唱え始める。
「¥’&[;厂:;ゞ¸¬*;'・」
「…何語?」
「うるせぇ!黙れよ!!
こっちは集中してんだよ!」
「あ、ごめん…?」
「▲ゞ+Aⅴⅵ〃……
…とりゃー!」
「…!?」
その瞬間に僕の視界は真っ白に染まる。
目が痛い…________
「…痛い…目がぁ…」
……目を開けるとそこはいつもと殆ど変わらない場所にいる。
そして僕はスーツを着てる。
肩は…痛くない。
傷…治してくれたんかな
…志麻くん…元気でね…
…また会えたらいいね。
sm side
どれくらいの時間が経ったのだろう。
俺は何回の夜を越したんだろう。
もうそれが分からないくらいに俺は狂い始めていた。
センラを失ったショックはあまりにも大きすぎて。
俺は夜になると外へ出て、人の血を貰う。
路地へとおびき寄せ、血を全て吸っていく。
…ただ、飲むやつらの血は本当に不味い。
だから命を貰ってそのまま死体を置いておく。
俺はずっと興奮状態が続くようになってしまっていた。
誰かしらの血を飲まないと生きていけない体になっていった。
センラくらい美味しいやつはおらんのかなぁ…
そんなことを言いながら夜を終える。
(ガチャ
「ただいまぁ…センラー…、おるかぁ…?」
「________」
「ふふふ…ちゃんと居るやんかぁ…返事ぐらいしろよなぁ…」
センラは床に転がっている。
ただ、元の元気な姿ではない。
青白くなって、冷たい状態で。
「なぁー…やっぱりお前くらいに美味い血を持ってるやつは居らんわ…」
「はよ、また飲みたいなぁ…おまえの血…♡」
俺は…センラに依存しきっていた。
だから俺の中でセンラが隣にいるのが当たり前になっていた。
そりゃ…センラが居らんくなったらこんなんなること分かってたわ…
「…じゃ、今日を生きたご褒美…貰おかなぁ…頂きまぁす…♡」
〜Bad End〜
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