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はぁ〜。
久しぶりによく眠れた。
昨日、痴漢野郎が捕まって、
俺に戻ってきた充実な日々!
と、思っていつも通り電車に乗り込んだのに…
なのに何故だ!!!
俺はまた痴漢にあっている。
しかも首の匂いを嗅がれ、今は首の裏を舐められている。
俺はすごく嫌な予感がした。
「…すーっ…はぁ……昨日はどうでした?」
え…
「他の男に触れられて…」
!??!
俺の予想は的中した。
やっぱりこいつ!!!
「他の男に触られて
感じちゃってる渡辺さんを見るのも
俺としてはグッときましたけどね」
やっぱり!!
昨日の痴漢野郎は、いつもの痴漢野郎じゃなかったのか!
って…
俺…痴漢にあいすぎだろ…ほんと情けねー…
ん? 待てよ…渡辺さんって言った?
え…名前もバレてんの?!
怖い怖い怖い!!
「っふぁ!?」
「っふふ…声出しちゃ…
周りの人に聞こえちゃいますよ?」
っくそ…
痴漢野郎に急に尻を揉まれて、声が出てしまう。
「今度は…こっち」
痴漢野郎は俺の股間に手を伸ばし、
俺のモノを上下にゆっくりと擦り出す。
「っっ!!?…っん…っっ…」
俺は咄嗟に自分の口を覆い、
声が漏れないようにする。
口を覆うのに手を使ってしまっているため、
俺の身体は無防備になり、痴漢野郎の好き放題だ。
「っふふ…勃ってきましたね…こ〜こ」
「んぅっ…!」
勃っている俺のモノの先っぽを、
人差し指でグリグリとスーツ越しに弄られる。
「…あんまり抵抗されませんけど、
もしかして渡辺さん…
こういうプレイが好きなんですか?」
「っっ…ちがぅ…っん…」
痴漢野郎がさらに強くグリグリと手を動かす。
「っはっ…ぅっ…っぁぁ…!?」
ほんとに情けない…
俺は痴漢野郎に身体を弄られて、
イってしまった…
「っふふ…ビクって震えて可愛い…
イっちゃいましたね…ではまた明日…」
っくそ!!
俺は電車を降り、ふらふらとベンチに腰掛ける。
あー…
パンツどうしようかな…
会社行かなきゃなのに…
「渡辺さん!!」
え…
呼ばれた方を振り向くと、
昨日助けてくれた佐久間くんが走ってきた。
「佐久間くん…」
「すみません!…俺…途中から気づいて…
でも…身動き取れなくて…」
え…
気付かれてたのかーー!!
「いやいや! 謝らないでよ!!
俺が対処できなかったのが悪いんだし!!」
「いや…でも…」
「ううん…大丈夫…」
俺が立ち上がり歩こうとすると…
「…渡辺さん…もしかしてパンツ…」
はぁー…
どうしてこの子は…気づいちゃうんだろう…
情けない…
俺は今パンツを洗ってもらっている。
歩き方がぎこちないとのことで、
俺がパンツを汚してしまったと気づいたようだ。
佐久間くんは俺の手を引き、
近くの駅のトイレに入る。
「渡辺さん…脱いでください」
「…え?」
で…今この状況…
自分で洗うからって言ったのに!
俺のモノも見られるし…
はぁ…かっこ悪すぎ…
「渡辺さん…パンツ乾かなそうなんで…」
「そうなるよね…」
「すみません…さっきコンビニに行ってみましたけど、
パンツ売ってなくて…」
「…そっか」
「渡辺さん…」
なんてついてないんだ俺は…
コンビニ…パンツ置いててよ!!
「だ…大丈夫。1日くらい…ほんといろいろとありがと」
俺はそう言って佐久間くんと別れた。
「はぁー…」
会社行かなきゃ…
気持ち悪い。
結局…俺はノーパンで会社に行く羽目になった。
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