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赤い実が落ちてきた!
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恋の赤い実はじけちゃってなんて、あるはずないと思ってた…。なのに……
「ねぇ、聞いてる ⁇」
「……ごめん、なに…?」
「先生が、いんちょーに案内してもらってって!案内してよ!俺ここ知らないんだからっ!なっ!早く行こ〜よぉ〜!!」
「う、うん……」
そう、俺は転校生に恋をしてしまった…。頭も良くて運動もそこそこ出来たから、自分で言うのもあれだがモテた。
女の子に困った事はないし、男の子からも、告白されるような中世的な顔立ちに、華奢な体…。
誰にも落ちない事で高嶺の花と裏で言われているこの俺が……。一目惚れなんて……
「委員長がタジタジしてる…」
「珍しいねぇ……」
「ちょっと可愛くない?」
そんな会話が耳に入ってきて顔が赤くなる…。
早く逃げ出したくて、転校生の手を取って歩き出した……。
顔は真っ赤だし、手は熱くなっちゃうし……。
胸はドキドキと早鐘を打って、おかしくなりそうだった……。
「どうしよ……俺、きみのこと、好きになっちゃった……!」
「僕も君のこと好きだよ?」
わけ分かんなくなっちゃって、思わず告白してしまった…。何故か告白に成果しちゃって……。
恋の赤い身弾けちゃった……。
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