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林檎が落ちてきた!
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林檎木の下……。いつも本を読んでるその子…。今日は珍しく寝てた…。僕はその子に近づいて、本の上に林檎を置いた……。
「…んぅ……。…あれ?林檎が……」
「……」
「……ありがと、林檎の木さん」
目が覚めちゃって、とっさに僕は木の裏に隠れた
本を読むためか伏せ目がちな目も、本をめくる手も、色白な肌も全部綺麗だった……。
彼の声は、男の子って分かる低さと、まだ子供の高さを持っていて、美しかった……。
「……あの声に、支配されたい…」
思わず呟いた僕の声は、まだ高くて、子供っぽい…。彼の声を近くで……。耳元で囁かれたい
「その願い、叶えてあげようか?」
「ひゃっ……。あっ……」
「ふふっ、俺のこといつも見てたよね?林檎を持ってくるなんて……。君は林檎の精かな…?顔も真っ赤で林檎見たいだね。可愛い……」
「あ、あっ……」
「俺の恋人になってよ、林檎の精さん?」
「は、はいっ!」
こうして僕は、綺麗な男の子と恋に落ちちゃった
それはまるで林檎が木から落ちるように……。
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