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烏が落ちてきた!
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小高い丘の上、仰向けに寝転んで空を見上げていた…。ただ高く青い空に浮かぶ白い雲は気持ちよさそうに漂っている。
そこに黒いものが飛んできた。烏だ。
いいなぁ、あの烏も気持ちよさそうに飛んでる…
「……ぐえっ…」
「うぅっ……ごめんね…」
「烏が……喋った…」
「え?僕の言葉わかるの⁇」
「え?」
「…え?」
烏は急に意識を失ったみたいにして俺の上に落ちてきた…。そして、喋り出したのだ……。
どうやら彼は長く生き過ぎて妖力を身につけてしまったらしい…。人型に化けることも出来るようになったのはいいけど、仲間から虐められて…
「僕もう一人やだよぉ〜……うぇぇ〜んっ…」
「よしよし……」
「僕も、友達欲しいよぉ……ぐすんっ…」
「なら僕と、友達になろう?」
「いいの?」
「うんっ!」
これは種族を超えた出会いの物語……。
二人は愛を育み幸せな生活を手に入れるのだ。
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