アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
天狗が落ちてきた!
-
山に山菜を採りに入ったら、妖の領域に迷い込んでしまった……。何故それがわかるかって?
それは、先程から同じところばかりをグルグル回ってて一向に山の出口に出ないからだ……。もう方向感覚が無くなってしまった……。
「うわぁー!!」
「ぎゃっ!」
木下に座り込んでいたら空から羽の生えた人間が落ちてきた……。
「いっ…たぁいっ!……また失敗しちゃった…」
「き、きみっ……」
「……き、きみ、人間っ!!大変だ!迷い込んじゃったの?」
彼は天狗らしい……。自己紹介をしてくれて出口まで送ってくれた。
「ねぇ、また会える?」
「それはどうかな……」
「また逢えるおまじないとかないの…?」
「……分かった、御呪いかけてあげる」
彼は僕の首筋にキスをして…。それから、10年僕は今日、彼に会いに行く。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 28