アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
小鳥が落ちてきた!
-
木の上の巣から小鳥さんが落ちてきた……。戻してあげたいけど、僕の背じゃ届かない……。
どうしようと、木下でウロウロしていたら、背の高いお兄ちゃんが歩いてきて……
「…どうしたの?」
「ことりさんがね、おちちゃったの……」
「……んー、届きそうだねぇ。その子戻してあげたいんだね?ちょっといいかな……?」
お兄さんは僕のことを抱っこしてくれて、ちょうど目の前に小鳥さんのお家が見えた。
兄弟のもとに返してあげると嬉しそうにピヨピヨ鳴いて、お礼を言われたみたい。僕はちょっと嬉しくなった!
「おにぃちゃん、ありがとぉ、ございました…」
「うん。どういたしまして……」
そのお兄ちゃんの格好良さに一目惚れした僕は、お兄ちゃんみたいに優しい人になるって思った
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 28