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猫が落ちてきた!
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それは、僕が失恋した日…。嫌味なくらいに空は快晴で、太陽はキラキラ光っていた。
そんな僕の目の前に白い物体が落ちてきた…。
びっくりして飛び退くと、地面には白い猫がいたじっと僕の方を見ている……
「あれ?君首輪がついてる……。飼い猫さん?」
「にゃー…」
「シロ〜?どこ行ったの〜?あ、いた!」
「シロちゃん…?」
「…あの、捕まえてくれてありがとうございます。貴方は、シロのこと見えるんですね…」
どうやらこの猫さんはシロちゃん…。幽霊らしいそして、この青年は幽霊を、霊界に払ってあげる払い師らしい……。
昔は僕にも視えていたが、最近では視えなくなっていたのに……。また視えるようになってたのか
「あの……、俺といっしょに幽霊さんたちを霊界に導いてくれませんか?払うのは俺がやるので、今日みたいに逃げてしまった子を捕まえて欲しいのです」
「それ、僕じゃないとダメなんですか?」
「普通は幽霊には触れれないんですよ…。なので俺たち払い師では捕まえられない幽霊さんたちがいるんです。その人達を捕まえてくれませんか」
この出会いが僕の運命を大きく変えていく事になるなんて、その時はまだ知らなかった…
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