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架空線6
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彼の横顔に触れた耳が無精髭に過敏に反応し、天井に向かったまま声が漏れた。
んっ はぁアッ
その瞬間手の中の彼がムクリと硬化し、俺の手は慌ててそれを握った。
低く漏れた声が、確かに熱を帯びていた。
それが堪らなく嬉しくて、俺は久方ぶりのソレをなぞり、動かし、擦って撫で回した。
シンク台と腹との隙間に割り込んだ彼の手は、俺のジャージを広げるように奥に奥にと下ってきたが、同時に胸にも吸い付かれ 口内で弄ばれる乳首への攻めにあい 身を委ねた。
艶の無い掠れた情けない声が 幾度となく溢れていた。
軽く立てられた歯が ねっとりとまとわりつく舌に変わり、それは一気に吸引される。音をたてて離れた口がまた吸い付いて、痛みを気遣うかのように舌先でつつかれ転がされた。もう片方も同様に執拗に舐められ噛まれ、爪先で弾かれ 引っ張られる。
ふと見た自身のそこは、痛みを発信しているかのように、赤く 赤く腫れ上がっていて、ぶわり と顔にも熱が集まったのが分かった。
そんなことに構いもせず、彼の手が俺の口の中の水分を奪い取ると下方へ進んでいく。
俺は直腸の疼きを隠しもしないで、久方ぶりの訪問者を迎え入れると、色気のない雄の声が出た。
ヤる気満々だな。
ドッと涌き出た恥ずかしさに眩暈がした。
夢などではないのだとようやく確信した。
やはりヤりたいと思っていたのは俺だけだったのか と奥歯を噛み締めた時だった。ハァと重い息がかかり、とても低い声がした。
欲しいか?
ズクリと勃ちあがった自身を彼の腕に擦り付けずにはいられなかった。
返事をしない代わりに頷いて 彼の腕にまとわりつくと、止まっていた指が中を拡げるように動きだし、玉は押し潰されそうだ。
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