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身体をくの字に折り曲げられた三条の身体は、なんだか折れそうだ。
それでも長岡は今更止める事もしない。
「やわらけぇな」
「……い、わなくて、い…ですから」
「俺の恋人の自慢させてくれよ。
な、俺のカタチになってんのすっげぇエロい。」
後孔への感想なんてこれ以上に恥ずかしいものはない。
滑る舌が出たり入ったり、更に縁を舐め回したり、あの綺麗な顔からは想像出来ない程淫靡な動きだ。
膨らんだ腹が圧迫され若干苦しいがそれを上回る快楽がある。
それに、三条だって今更止まらない。
色気駄々漏れの恋人の色香に当てられているのか、どこか頭がぼーっとする。
「こっちもきもちくしてやる。」
腰をベッドにおろされるとすぐに新たな快感が身を包んだ。
「あ…、き、…もち……ぃ、」
陰茎を舐められ先走りが止まらない。
舐められると言うよりしゃぶられると言った方がぴったりの口淫。
精液が溜まる玉まで揉まれたら、もう我慢なんて出来ない。
頭をぐりぐりと枕に擦り付けて腰を震わせる。
裏筋から亀頭、それからカリ裏を懇切丁寧に舐め上げられ、はくっと息を吐き出した。
「で…る、から……イく…、イッ…」
毛がない分銜えられているソコがよく見える。
綺麗な人が自分のソコに顔を埋める様子は何度も見ても慣れなくて、自身が見ても卑猥だ。
「も……、イっく…ッ」
無遠慮に恋人の口内を突き上げながら精を吐き出す。
若い欲はそれでも足りない。
「……ぁ…ハァ……、ぁ、」
じわじわと頭が覚めていく中、三条は無意識に唇を舐めた。
きっとキスをされると知っているから。
自分の精液を流し込まれる。
何時もの癖。
案の定、ベッドを軋ませ上に被さってきた長岡は唇を合わせた。
開かされた唇の間から青臭い自分のそれが流し込まれ、どうする事も出来ない三条は喉を上下させる。
鼻を抜ける精液のにおい。
どうせなら長岡のものの方が良かった、なんてどれ程恋人にぞっこんなのだろう。
「ん、ぐ…ン……、」
雑味が消えるまで舌を絡め深く口付けていた。
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