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舌を絡めるキスをしていると、首の後ろに腕が差し込まれた。
腰を掴んでいた手も背中に回る。
息を継ぐ為に唇が離れた瞬間、低い声が聴こえた。
「遥登、しがみ付いてろ」
「え……、アッ、ぅ"…っ」
上手く動かない頭で、なんだろうと思う間もなく持ち上げられた。
胡座をかいた長岡の上に乗り上げた三条。
「ぅ…、ハァ…はっ…、ぁ…あッ、」
自身の体重でより深くまで銜え、イイトコロをゴリゴリと抉られた刺激で三条は吐精していた。
トプ…と溢れる精液が長岡の腹を伝い陰毛を濡らし絡まる。
「えろいイき方だな。」
えろいのはどっちだ。
滲む視界でも、大人の色気をだだ漏れさせている長岡の顔は見える。
口角が上がり形の良い唇が弧を描く。
綺麗な二重目蓋の奥の目が官能的な色を映している。
冷たくて大きな手が頬をするりと撫でると同時に端正な顔が近付いてきた。
「ん、…ン"っ、ぅ"…ん"」
キスをしながら腰を使われる。
いやらしい腰使いと息の出来ないキス。
クラクラするのはどっちのせいだろう。
だけど、気持ち良くなって欲しい。
自分のナカでイって欲しい。
長岡の精液が欲しい。
射精してとばかりにうねる後孔をゴリゴリと何度も抉られ目の前がチカチカしてきた。
次第に長岡の息も上がる。
「はる…、イくな、」
三条はもう頷く事しか出来ない。
「…っ」
恋人の息を詰めた音にきつく首に抱き付き体内もマーキングされる喜びに震えた。
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