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ジンズ越しにソコへと触れる。
何度も触った。
何度も銜えた。
何度も見た、ソレ。
「俺も、します…」
作業台の上から手を伸ばし擦る。
まだ勃っていないソコはやわらかい。
「…直接…触っても、良いですか…?」
「どうぞ」
長岡は余裕綽々と言った風に頷いた。
嫌みのない爽やかな笑顔に男の色が滲む。
ぞくりとするのは、この顔を見られるのはセックスの時だけだと知っているからだ。
フロントトップボタンを外す際もその顔は変わらない。
下着の中から取り出した半勃ちの陰茎を握ると、ゆっくりと手を上下させた。
同じくゆっくりと上下される手に息が上がる。
「手ぇあったけぇ」
長岡のモノだってあたたかい。
体温の低い恋人だが、血液の沢山通っている箇所はアツい位だ。
お互いがお互いのモノを扱き合う。
しかも、炊事場で。
倒錯していて興奮する。
「遥登、気持ちいな」
どんどん芯を持っていくソレと掠れた声。
視線を上げれば、長岡は気持ち良いと分かる顔。
良かった…
ちゃんと感じてくれてる
「…ん、きもちいです」
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