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先走りをローション代わりに扱いていると、長岡が髪に頭を埋めてきた。
「遥登に触られると興奮する。
もうガチガチになったな」
確かに、手を押し返す程に勃起している。
堅くて太くて、大きい。
三条も長岡の手やにおいに反応してすっかり勃っていた。
「な、後で噛んで良いか」
「…は、い」
どうしよう。
声が震える。
感じているのが、モロにバレてしまう。
身体がじくじくする。
噛まれたい。
もっと欲しい。
貪欲に先走りが垂れはじめた。
「ん…ん……」
「感じてんなら声出せよ。
俺も、もっと興奮する」
「はず、かし…です」
「俺しか聴いてねぇのに?」
「…正宗さん、だから…ぁ、はずか、し…」
何処を見たら良いのかわからず、きゅっと目を瞑る。
「かわい」
冷たい手が頬に触れ目を開けると影が重なった。
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