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「はい、着いた」
「ありがとうございます」
「ん、どういたしまして」
三条の自宅近くまでデートを兼ねて送ってきたが、着いたからといって三条は中々降りない。
何時もの事だ。
これを含めて時間に余裕を持たせているから大丈夫。
「今日のオムライスに美味かった。
ありがとな」
嬉しそうにする三条を見ているだけで嬉しくなる。
「それから、ペンケースも。
明日から毎日使うな」
あぁ、やっぱり、可愛い顔をして頷く三条を今すぐ連れ帰りたい。
2泊もしてくれたのにまだ足りない。
いっそ首輪とベッドを繋いでしまいたい。
ずっとベッドで過ごせば良い。
この子だって1日2日なら顔を真っ赤に染め上げながらも了承するだろう。
だけど、太陽の下で笑う遥登も愛してる。
天然の光がよく似合う。
やましい事で頭をフル回転させながらも、そんな事を考えてませんといった顔で三条の頬を撫でた。
指の背で撫でると口角が上がったが暗闇でも分かった。
くっそ可愛い
「遥登。
来年の誕生日は期待しとけよ」
「はい。
楽しみにしてます。
正宗さんも期待してください」
「お子様ランチな。
すげぇ楽しみ」
この笑顔が好きだ。
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