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走る痛み、揺れる視界※
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「もーっと、ツラくさせるからよ」
「────!」
あまりにも無理やりに押し開かれていく肉の輪は、早々に限界を迎えた。悲鳴をはるかに上回る速度で激痛が走る。
意識が視界ごとぐらりと揺れた。
「──っフ! ふーッ、ぐッ」
全身が冷え切っていくのに、あらゆる場所から熱のように汗がふきだしている。ギチギチと歯が鳴った。
「りきむな。力抜け」
そんなの、どうしたらいいのか分からない──。
脚を押さえつけている関口聖の腕に、思わず爪を立てていた。
「う゛ぅ、う゛う゛ッ」
悲しみとは違う涙がぼろぼろとあふれていく。痛い。呼吸できない。気絶してしまいたいのに、あまりの痛みで失えない。
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