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3ー1
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流石に反省したよね。
オレさあ別に性欲の権化じゃないのよ。
下品なのは認めるけど、
どっちかっつーと淡白なの。面倒だし。
それなのに親友でヌクってどうなのよ。
本人目の前にして顔射でイクとかさ。
最中は触り合ってるわけでもないし
全然セーフだと思ってたんだけどね。
でもマズイんだよ。春真に湧き上がる感情が。
これ絶対アウトなんだよね。
だって、男に感じる欲望じゃないんだもん。
頭冷やそうと思ったよ。
一度距離を置いて、己の道も見つめ直したりしてみてさ。
けどさあ、良く分からないんだよ。
「あんなことしてから二ヶ月も!音信不通だったくせに!良く当たり前みたいな顔して家《ウチ》に来れるな!?」
「春真にどうしても、会いたくなっちゃったんだよね……」
「そんで会ったとたん押し倒すのかよ。ただの性欲じゃねえか!」
「うん性欲」
でも触りたいのは春真なんだよなー。
すっごいエロかったしさあ。
会わない間、何度もお前でヌいたよ。
それで会わない意味が分かんなくなって、来ちゃったんだよ。
「オレ春真とどうしたいの?」
「オレが知るかよ。ヤりたいんじゃねえの。先に言っとくけど、お断りだ」
「春真って男とヤるのは良いんだ」
「そんなこと言ってねえだろ!」
「でもオレが色々してもあんま抵抗ないじゃん?」
「なくねーよ!お前が強引に進めてんだろ!?お前こそじゃん。なんで急に男にサカってんだよ」
男……つーかやっぱり春真に、だよね。
他の男とはヤれないな。考えただけで萎えちゃうよ。
あー今……普通にヤること前提で考えたな。オレそんなに春真とヤリたいの……?
「ねー春真ぁ。ちょっと混乱してるみたいオレ。
エロいことしないから、今夜も抱きまくらになってよ」
「しないのエロいこと。ホントに?」
「何もしなかった日の方が多いでしょー?」
「お前は、あるコト自体が異常だって分かってろよ!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「──エロい事しないって言ったのはさ、したいけど我慢するって意味だったんだよ」
「へえー」
「オレが耐えようとしてんのにさ、なんで春真が身体押し付けてくるわけ?」
「いつもお前の都合でコトが運ぶと思うなよ。オレにだって性欲はあるんだよ」
春真のもう勃ってるじゃん。
……なにどういう事?
オレがちょっかい掛けたから、エロ解放することにしたの?
つーかマジで相手が男でもいいの?
オレお前にだったら反応しちゃうんだよ?
硬くなった股間押し付けながら、そんな風に唇舐められたら、もうさあ……。
「春真」
「──ん、ふ──んぅ」
自分から舌入れてくるんだ。ホントにおまえ発情しちゃってるでしょ。
これ無茶苦茶に吸って、いいんだよね。
うわ、堪んない。喘ぎ声かわいい。積極的な春真、そそる。
──ヤリたい。オレのちんこでグチャグチャに泣かせたい。
あーあやっぱヤリたいんじゃん、オレは春真と。
「ちょ──待て、待てよ秋彦!……触るのは、ナシだから」
「──は?なに言ってんの。誘ったのお前でしょ!?」
「セックスしようってわけじゃねえよ。──こないだので、良いんだよ」
「オナニーの見せっこ?」
「そう」
えー有り得なくね?オレその気になったのに。
またオープンセルフ?
──ん?あれ?
「なに……それ。陰毛、全部剃ったの……?」
「剃った」
なんだよそれ……見せる気満々って……ことかよ──。
「よく見せて」
すごい、丸出し。タマも股もケツまでつるつる。
いかにも性器って感じ。快楽を感じるためだけの、いやらしい器官になってるじゃん。
しかもオレの視線に晒されながら、勃起率上昇させたよな。
「おまえ見られて感じるの」
「秋彦のオレ見る目が……粘っこくてやらしいから……なんか癖になったんだよ」
「そっか、オレに見られたいんだ。オナニーしてるとこ──いいよ。見てやるよ」
見られてることを感じたいんだろ。
オレを上目遣いに見ながら視線逸らさないのな。
もうトロトロじゃん。ちんこも表情《かお》も。
お前そんなにやらしい奴だったの。
マジでシコいんだけど。
「んぅ、ふぁ……っ」
乳首の先端感じるんだ。
指の腹で触ってる手つき、慣れててやらしいんだよ。
その手、さあ──どかしてオレがむしゃぶりつきたい。
コリコリに尖ってるその先っぽ。乳輪のとこからつまんで突き出させてさ、舌先で延々舐め続けてやろうか。
そんな敏感じゃお前よがり狂うかもね。
──ねえオレ見てるだけ?触っちゃダメなの?
「春真、キスしてい?」
「今……ダメ。お前が扱いてんの──見たい」
ああ、そ。
じゃあお前にブチ込む妄想を掻き立ててくれないとダメだよ。
「もっとヌける行為、やって見せてよ」
うわ……指、フェラってる。
なんでそれ、オレのムスコにやってくんないの。
てか、やらせるね絶対、フェラ……イラマもいいね。
「んんぅ──っは、あ、っあ──」
ああ──そっか。
準備だったのか──ケツに入れるための。
……やっぱ感じるんだね、お尻のナカ。
指三本も入ってるのに……そんなに気持ちいいんだ……。
……なあ春真おまえさあ、その穴──男に使ったことあんの。
誰かのちんこ、もう挿入《いれ》たの。
突っ込まれて、よがりながら腰振るとこ見せてんの?──こうやって。
想像したらすげえ胸がムカムカしてきた。
なのに──やべえ、ちんこ完勃ちすぎて痛い。
「なあ、それじゃ足りないだろ。──挿入《いれ》てやろうかコレ」
「ふぅ──んっ、バカ。そんなの、入るかよ──っ」
なんだよ、オレじゃ嫌なわけ?
エロいくせして触らせてもくんねーし。
無理やり犯されても文句言えないよね。
「いつも男とヤってんだろ。そのやらしい穴にズボズボ出し入れされて、悦んでんだろ」
「そんなの──ねえよっ!ねえから。ただのオナニーだろ。男となんか、ヤってないって……っ」
ホントかどうか分かんないけど必死だな。
そんなに挿入《いれ》られたくないのかよ。
──マジでムカつくよね。
「……じゃあオレが挿入《いれ》たら、お前の初めての男になるんだ──」
「──やっ、……やめろ──何してんだよ、やめろよ秋彦」
「何か塗ってたの?──ヌルヌルじゃん。当てただけで飲み込みそうだけどオレのちんこ。コレ期待してない?」
「そんなこと、したら──友情……終わるんだぞ……マジでやめろよ?なあ、秋彦って!」
くっそ。かわいいこと言うなよな。
なに勝手に終わると思ってんの。
終わらせるわけないよね?──分かってないな。
はあもう、しょうがないだろ。こんなに煽られたら。
「──いいから、じっとして。暴れてんじゃねえし」
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