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智樹の朝。
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目覚まし時計が耳障りに朝を告げる。手探りでメガネを探す。メガネをかけ目覚まし時計に手を伸ばした。時刻は6時。二度寝をしたくなる気持ちを抑えベッドから起き上がり、カーテンを開けた。清々しい晴天である。太陽の光を浴びて意識は完全に覚醒した。智樹は一つ伸びをして顔を洗うため洗面所に向かった。
ここからが至難の技。まず、洗面台に水を張り、ギュッと目を瞑ってメガネを外す。そこから息を止めて一気に顔を水ですすぐ。ここまでの時間、およそ30秒。あとは、タオルで顔を拭きメガネをかけるだけである。顔を洗う時間を30秒代に留めるために、常に顔を清潔に保つ努力は欠かさない。汗をかいたらすぐに清潔なハンカチで拭き、顔の保湿も毎日する。おかげで、今日もおれの肌はニキビひとつない女の子のような肌だ。
顔を洗い終わると次は朝食。今日のメニューはトーストにバターを塗ったやつとホットミルク。ホットミルクが朝起きて、冷えた体を温めてくれる。体が程よく温まったところで次は着替え。よくアイロンがけされたワイシャツに手を通す。着崩すことなく第1ボタンまでしっかりと留める。スラックスをはき、ベルトを締め、ネクタイを締める。ブレザー着る。今日は天気が良い。自然と気分が良くなる。カバンを持って家のドアを開けた。
そして、これから会う二人の友達のことを想って口角がフッと上がった。
更新遅れてしまいすみません。
私生活が多忙で少し更新速度落ちます。
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