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始業式
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俺らが出会ったのは桜が咲き暖かい空気に包まれた中学3年の春だった
3年生で転校してくるやつが珍しくて皆が浮かれていた
もちろん俺もな
皆が体育館に集まって皆が驚いたようにざわざわ回りと話し始めた
「どうかしたのか?」
「?あぁ、転校生がなすごいらしいぞ!」
「なにがだよ~」
俺は皆の視線が集まっている場所へ目を向けた
そうすると、制服を着ていないと女の子と見間違えそうなほどの童顔で背が低い子がいた。
皆が驚いた理由がわかった
「初めまして。僕の名前は霧咲澄涙(きりさきすみる)といいますこれからよろしくお願いします!」
ほとんどの人が声変わりを終えた中まだ声が高く本当に女子みたいだった。俺が澄涙を見たときに最初に思ったのはそんな表面的なことだけだった…
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