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* Sweet.5 *
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すでに腰が砕けそうになっている夕里に、茅野は部屋に連れていって、と囁いた。
……────。
「好きな子の部屋っていいね。いい匂いがしてきそう」
夕里の部屋の中を隅々まで見渡しながら、茅野がそんなふうにからかう。
寝る前の、家でだらだらと過ごしているときの定位置は、このベッドの上だ。
そこに今、2人して乗っかっている。
「あ、や……っ」
セーターの下に着ているシャツごとたくしあげられて、夕里は小さく身体を捩った。
湿った肌を茅野の指が滑っていくだけで、息が短くなる。
それが胸の色づいた部分に触れると、鼻にかかるようなくぐもった声が出てしまう。
他人にそんなところを触らせるのなんて初めてなのに、腰の奥から疼く感じがして涙が滲んだ。
「そんなところ……っ、ふ、あぁ」
「可愛い声。もっと聞かせて?」
──うそ……嘘だろ……。そんな、舐める……とか。
芯をもった胸の飾りに舌を這わせられると、喉がひくりと鳴った。
恥ずかしくなって目をぎゅっと瞑ると、それを叱るようにくりくりともう片方を摘まみ上げられる。
「や……ばか。触らなくて、いいだろ……っ。い、あぁ……」
「こりこりしてすっごく気持ちよさそうだよ? 本当に嫌ならしないけど、夕里、ここ好きだよね」
「よくない……! 気持ちよくないし、好きじゃな……あ、あぁ」
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