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* Sweet.5 *
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2つと夕里の手とを握られて強く上下に動かされると、絶頂まであっという間だった。
吐精したのはほぼ同時で、手で受け止めきれなかった白濁が、腹や胸にべっとりとついた。
今まで経験したことのない、桁違いの快感に身が焼ききれそうだ。
乱れた息を整えられないままの夕里の頭を撫でて、茅野はふっと柔らかく笑った。
「はあ……幸せ。どうしよ……夕里が可愛い過ぎてもう復活した」
「は、早すぎ……。も……くっつけるな、バカ……」
髪、目尻と口付けを落としながら、茅野が上に覆い被さってくる。
ふと口の中が寂しくなると、それを察したように深くまで舌を入れられて満たされる。
茅野の舌は甘くて好きだ。
夕里から舌を絡ませると、茅野は目を細めて届く限りの口内を舐めまわした。
ぬめりを纏った指が、やけに手際よく後ろを探っていることに気付くと、茅野は「いい?」と聞いた。
長いキスから解放された夕里は、こくり、と頷くだけだ。
「……ん、あぁ、あ、う……」
──……わ、入ってる……茅野の指……。
言い表せない妙な感覚に、ぐっと奥歯を噛み締める。
浅い場所を何度か行き来した後に、さらに奥へと抉じ開けるように1本の指が入っていく。
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