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* Sweet.5 *
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「キスの練習もしようね。夕里、下手だから。これからたくさん実践しないと」
「う、うるさいっ……。ひ、あぁ、あ……や、いきなり……あっ、あ」
茅野なりの好意を伝える言葉を、経験のなさをバカにされているように解釈してしまう。
余裕を滲ませる茅野の前で弱音は吐きたくなくて、つい刺のある返事をした。
思いつきの強がりを崩すように、茅野は十分に解れた夕里の中に自身を沈めていく。
「あ……あっ、だめっ。はいって……や、あぁ、あ……っ!」
指よりも熱く、質量のあるものが肉壁を掻き分けて押し入ってきた。
「痛い?」とか「大丈夫?」と数センチずつ動かす度に、茅野は問いかける。
いちいち答えていたら、うっかりふしだらな声を漏らしそうで、夕里は目をぎゅっと瞑りながら何度も首を縦に振った。
「……まだ……? あともうちょっと……? もう、全部……?」
茅野の気遣いはありがたかったが、スローペースで終わりの見えない動きに不安を覚えて、夕里は小間切れに聞いた。
「あ、あっ……も……くるし……。や、いっぱい、だから……入らないでっ……! ああぁ、あっ、あ……ん」
「なぁに? 聞こえない」
夕里の台詞の端々が愉悦に浸りきっているのを理解して、茅野はやや強引に入り込んだ。
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