アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
* Sweet.6 *
-
「なに……え、嘘だよな……!?」
指先で捏ねたものを後ろに塗り込まれて、夕里は両足をばたつかせた。
ジェルが体温で緩んできて、慣れない濡れた感触が拡がって心地悪い。
「すぐ3本入った。やらしい音してるし。ぐちゅぐちゅになってんの」
「や……ばか。わざと音、させんなっ」
滑りをよくした茅野の指が、より奥を擦っている。
花と果物の人工的な香りが鼻について、夕里は枕を顔に押しつけた。
さっきまでの圧迫感が嘘みたいに綺麗になくなって、茅野のほうも動かしやすくなったのか、壁をぐるりと一周するように探っている。
「んっ……あ、ああぁ……あっ。だめ、音すんの、やだ……っ! 激しいの、やだぁ……」
「激しいって。指で慣らしてるだけだよ」
「だって……! ぐちゃぐちゃになってるのにっ。あっ、あぁ、あ……ん!」
「じゃあ、もっと気持ちいいところ触ってあげよっか」
前を触ってくれるのかと思いきや、後ろに入ったままの指をぐい、と腹側に曲げられる。
まだ吐精するには遠かったはずなのに、感じて達してしまった証が胸にかけて飛び散っていた。
「ああ、あっ。なんで……イったの、俺……。あっ、あ、あぁ、ん……」
──指、当てられてるだけで気持ちいいのっ……怖い……。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
189 / 255