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* Sweet.6 *
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スウェットの下のみを履いた茅野の色気はそれはもう凄まじくて、夕里は大きく溜め息をついた。
「なあ、離せってば。服は返すから……」
ぶかぶかのスウェットの上から身体のラインをなぞられて、夕里はびくりと身体を震わせる。
決して素肌に触れることなく、夕里の弱い場所を探っていく。
「ん、ん……。もう、いっぱいしたじゃん……!」
「悪戯して気を引きたいとかじゃなかったの? 夕里って結構寂しがりなところあるよね」
「あ、んん……。別に誘ってないってば……」
服の生地をつん、と胸の飾りが押し上げている。
茅野の指に不自然な凹凸を見つけられて、絞るような動きでゆるゆると摘まみ上げられた。
「やあぁ……ん……っ。か、茅野が構って欲しいだけだろっ……」
「んー? 俺は自分の服を触ってるだけだよ?」
しれっと言い返されて、夕里は悔し紛れに唇を噛んだ。
茅野のいやらしい触り方から逃れるために、身体をくねらせながらどうにかして上の服を脱ぎ去った。
ぐちゃぐちゃに裏返ったそれを、茅野の胸へ投げつける。
「もう……っ。返す……返すからっ! 悪かったって!」
茅野の反応と返事を待たずに、夕里は自分の服を取りに風呂場へ駆け込んだ。
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