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スイーツモンスター
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「あ、あっ、あぁ……や、指、もうやだぁ……!」
指を足される度に軽く絶頂に達し、小さな快感にいちいち身悶えなければならなかった。
久々の行為で緊張して、すっかり強張ってしまった夕里の身体を、茅野は飽きることなく、念入りに蕩かせた。
「時間をかけて」というのが厄介で、丁寧が過ぎる準備に、おかしくなりそうだった。
料理をするのが好きな指は、爪先まで綺麗に整えられている。
その指が、自分の中を擦り上げているのだと思うと、堪らなくなる。手先だって器用だ。
腕前を褒める言葉が、脳内でどんどんと厭らしい想像にすり替えられていき、ますます顔を赤くさせた。
「なあ、茅野っ……いきたい。茅野は、入れたくないの?」
問いかけると、茅野は目を細めて難しい顔をする。
──こいつ、俺がチョコ食べたこと、まだ根に持ってんの!?
大人気なー……と内心思うも、口にしてここでやめられたら、夕里のほうが辛い。
言い方が悪かったか、とささやかな反省をした。
「……久しぶりだから、優しくしてんの。あとちょっと待って」
「はあぁ? 全っ然優しくないんだけどっ。もう指でされんのやだ……。舜の、入れて」
繕う余力もない。ストレートに願望を伝えると、茅野が唐突に自身を宛てがってきた。
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