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スイーツモンスター
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両足を抱え上げられ、好きなように揺さぶられる。
あまりの激しさに、ベッドから落ちてしまわないように、夕里はずっとシーツを握りしめていた。
「やば……もう、無理……っ。あっ、あ……や、いく、いく……」
「かーわい。夕里から腰振ってんじゃん……中に、いい?」
どんなにいやらしい言葉でからかわれても、何も返せなかった。
腹の奥で煮凝っている熱は、さっきから解放を望んでいる。
すすり泣きながら、必死にこくこくと頷くと、夕里に続いて中に熱いものを放ってきた。
……────。
──やっぱり、甘いものの恨みは怖い!
真夏のアスファルトに広がったアイスクリームのように、夕里はぐてんと四肢を放り出していた。
茅野は最後まで夕里の身体を気遣ってくれたけれど、正直物足りない気持ちになっただけだった。
押して引いてが上手いところも、モテる秘訣なんだと思う。
夕里が疲れて気を失っていたら、復活するまで抱き締めてくれていたし、それに足りなくなったらまたしたいとせがんでいた。
追い詰めるような愛し方に、これは単に好意だけではないな、と目覚めた夕里は、一連の出来事を思い出し、身震いした。
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