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クロ、ちょっと気になることがある【2】※R-18
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「はぁ?!そんなの、する訳……」
余裕の笑みを浮かべるブラッドに対して、クロは従う他なかった。それ以上に、死神先生について知りたかったのである。
「あー!クソ!!覚えとけ、このクズ吸血鬼!」
そう言って、クロは自身の指を唾液で濡らすと、自身の後孔に触れた。
ブラッドはクロの足を掴むと、傍に引っ張り寄せた。
「ちゃんとこっちに向けて足開いて」
「…調子に乗りやがって…」
文句を言いながらも、クロはゆっくり足を開いた。既に緩く勃ちあがったペニスをブラッドに見られることに羞恥心が掻き立てられるのか、クロの顔は真っ赤になっていた。
「…っ、ん…………っ…」
「…静かだね」
「自分ですんのに、声なんか出ねぇよ…」
「普段はぎゃあぎゃあうるさいのに…こういう時は静かとか、可愛いな」
「…………………」
反論すればするほど相手を喜ばせると理解したのか、クロは声を堪えて睨みつけた。しかし、ブラッドにとってはそれすらも興奮の要素になっている。
しばらくクロは自身の後孔を解し続け、大分息も上がってきた。
「は…っ……、も、いい…だろ…」
「ん。待ちくたびれたなぁ」
ブラッドは仰向けに寝転ぶ。それだけで、クロは察しがついた。舌打ちをしてブラッドに跨り、後ろを拡げながらブラッドのペニスに押し当てた。
「ん……っ…く…そ…」
「初めて、だね?クロから挿れて貰いに来るの。ほら、どうしたの」
「……っ」
身体を支えるクロの足が震えている。先程まで威勢よく睨みつけていた黒い瞳が、不安で滲むのをブラッドは見逃さなかった。
敢えて、ブラッドは何も言わなかった。
クロは震える腰を、ゆっくりと下ろしていく。クロにとって、この瞬間は何度体験しても慣れないもので、未知の恐怖を植え付けていた。
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