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トリトマ
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いつからだっけ。
こんな関係になってしまったのは。
初めて出会ったのは近所のコンビニ。
次に出会ったのは街中。
そこからなぜかだんだん会うようになっていって
いつの間にか身体と身体を交じ合わせていた。
会いたくない。会いたくない。
そう思っていてもまるで磁石のように引き寄せられる。
『出会っちゃったんだよ。俺達は。』
そう言われた瞬間
何かに縛られそうになった。
捕まれば絶対に逃げられない何かに。
怖い。
彼奴が怖い。
あの瞬間が怖い。
何かが怖い。
運命が怖い。
怖くて逃げたくてたまらないのに、
それと同時に快楽に走ろうとしている自分がいる。
頭がおかしくなりそうだ。
いや、もう手遅れなのかもしれない。
運命に....
馬鹿馬鹿しい。
そんなことあるはずがない。
ただ彼奴とはSEXをする関係ってだけ。
それ以上でもそれ以下でもない。
この関係だって今すぐ辞めたいし彼奴の事なんて忘れたい
俺にはうっしーが、大好きな人がいるのだから。
こんなことしたってなんの意味もない。
うっしーが気付いてしまったらなんて考えると息が止まりそうになる。
俺の運命の相手はうっしーだけ。
それ以外は何もいらないんだ。
今日は早く帰ってうっしーの好物を作ろう。
喜んでくれるかな。
会いたいなあ。
嗚呼。神様はなんて残酷なんだろう。
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