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「……大丈夫か?」
下も脱いで、全裸になった。
しかし、ルナは俺のペニスを見て固まっている。
「……初めてか?」
「い、いえ!初めてでは……ないのですが……」
初めてじゃ、ないのか。
なんだか、がっかりしている自分がいる。
俺が初めてなら、よかったのに。
「抵抗があるか?」
「……いえ……その、どうしたらいいかと……思いまして…」
「……ゆっくり、握ってくれ。」
そっと、俺より小さな手が俺のペニスを握る。
「優しく扱いて。」
ぎこちない動き。
でも、視覚刺激は暴力的と言えるほど。
「……っ、上手いぞ。」
少し優しすぎるが、気持ちいい。
「……舐めてくれるか。」
「はい……」
ちろ、と舌を出して、先端を少しだけ舐める。
それから、小さな口の中に俺のペニスを咥えこんだ。
ちゅぱ、ちゅぽ、と唾液が絡まる音が響く。
拙い舌使いが逆にいい。
どんどん硬くなる自分のペニスに、自分でも呆れる。
「……ルナ、もういい。」
「……は、きもちよく、ないです…?」
「いや、お前を愛でたい。」
ぽかん、としているルナを再びベッドに寝かせる。
チェストの中からローションを取り出し、手のひらに出した。
「痛いと思ったら言ってくれ。」
「はい……」
「足開けるか?」
恥ずかしそうに、足をカパ、と開くルナ。
あらわになった秘部も肌が白く、アナルは綺麗な色をしていた。
入口にローションをなじませ、まず1本、指を入れる。
顔を歪めたルナの手を優しく握る。
「……っ、エリックさま…」
「手でも握って、気を紛らわしていろ。」
「でも……」
「爪を立てそうか?心配するな。」
痛いと言え、と言ったものの、これでは言わなさそうだ。
爪を立ててくれた方がわかりやすい。
ゆっくり、指を動かす。
ものすごくきつい。
初めてではない的なことは言っていたものの、最近は使っていないのだろうか。
「は……ぅ…っ、はぁ……っ、ぅ…」
苦しそうな表情を見ると、早く何とかしてやりたい。
しかし焦ってもよくないだろう。
根気よくやっていくしかない。
少しずつ、少しずつ、中がほぐれてきて、指の出し入れがスムーズになる。
「まだ苦しいか?」
「へ、き……です…」
「このまま少し動かすぞ。」
コク、と頷いたのを見て、続ける。
表情が、ほんの少しだが、トロ、としてきた。
自分のペニスには一切触れていないのに、萎えるどころか先ほどより興奮している始末。
ルナの体に触れている、ルナを愛撫している、というだけで性欲が湧いてきた。
どのくらい、指一本だけでアナルを愛でていたか。
だいぶ抵抗が無くなってきたので、2本目を入れた。
「……ふっ、ぅぅん…」
最初に指を入れた時より、苦しくなさそうで安心した。
2本の指が馴染んできたところで、また出し入れをして、今度は男が感じるところを探し始めた。
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