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「……アリエル?」
もう一度挿入して、それから、夢中でアリエルを貪って、それで?
「ぅ……ぁ……」
アリエルの腹は汚れ、中に入り切らなかった俺の精液も溢れてきて、ベッドシーツは悲惨なことになっている。
蕩けている、というには少々乱れすぎている表情に、虚ろな瞳。
これは、やりすぎたかもしれない。
「アリエル、大丈夫か?」
ぺちぺちと頬を叩くと、アリエルがこちらを見る。
「ん、へ、き……だよ……」
「すまない、無理させた。」
「んっ……でも……えりっく、まだ……」
まだ硬いのは、それは仕方ない。
アリエルの中は温かくて、きゅうきゅうしめつけてきて、たまらなく気持ちいいのだ。
「だして……」
ふらっ、と手を伸ばされ、それを掴んで抱きしめる。
「ひぁ……!」
「アリエル、もう一度だけ。」
「ん……」
もうあまり力が入らないのか、弱々しく抱きついてくるアリエルを、強く抱き締めて、欲望のままに腰を振る。
「あっ、ア、んぁ……ひっ、あぁ!」
アリエルはもう何度もイっているせいか、突き上げる度に達した。
「あ、ぇぅ、えり、っく、んんっ……えりっくぅ……!」
俺の名前を呼びながら、中でイくアリエル。
愛しくて、可愛くて、堪らない。
ぱちゅ、ぱちゅ、といやらしい音が部屋に響く。
「あっ、ま、えりっく、やっ、まってっ……!もれちゃっ、から……!!」
「大丈夫だ、きにするな。」
「ひっ、や、ぁ、ーーーーーーーッ!」
びくびくっ、とアリエルの体が跳ね、それと同時にアリエルのペニスから、透明な液体がぷしゅっ、と吹き出した。
ぷしゅ、ぷしゅ、と続けざまに出てくるそれは、確か、潮だ。
「ぁ……あぅ……」
「アリエル……潮まで吹いて、お前は本当に可愛らしいな。」
くたぁ、と俺に体を預けるだけのアリエル。
もう限界が近いのだろう。
「アリエル……もう少しだけがんばってくれ……」
そう言って額に口付け、自分がイくために腰を振る。
「あっ、あ……あ、あ!」
「アリエルっ……」
「ひっ、ん、イくっぅ……!」
「っ、は……アリエル……っ……」
「ま、っへ、イっら、えりっく、とまっれ……いっは、からぁぁっ!!!」
甲高い喘ぎ声をあげ、いつものアリエルからは想像がつかない乱れ方をする。
それにものすごく煽られ、急激に絶頂が押し寄せてくる。
「っ、アリエルっ……イくっ……!」
「あっ、あぁぁっ!!」
ぎゅっ、とアリエルを抱きしめ、アリエルの最奥で射精する。
射精を終えて、ゆっくりペニスを引き抜く。
アリエルはピクピク震えるだけで、動かなくなってしまった。
「……しまった。」
ここまでしてしまうと、明日、アリエルは動けないだろう。
間違いなくカイから怒られる。
「……愛してる。」
アリエルにそっと口付ける。
ひとまずベッドを片付けて、アリエルが気持ちよく眠れるようにしようと、俺は重い体を起こした。
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