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赤「そう言えば佑樹、レポートなんだが…」
佑「あぁ…それって確か…」
コートの隅で赤司と資料を見ながら話し合い。
このレポートは2人1組でやることが条件。
赤司となら気楽でいいや。
佑「なら今度直接見に行く?」
赤「あぁ…そうだな。車は出すよ」
黄「お二人さん!そんな所で喋ってないで早くチーム分けするッスよ!」
大学生活も始まってまもないけど…楽しい。
過去の出来事なんてなかったかのように、みんなよく笑うし、すごく楽しそう。
よかったな。
そう言えば俺達は今、赤司が用意したでかい家でシェアハウスをしてる。
俺も半分出したけど庭にコートとプールまでつけて。
緑「残念だが、俺のシュートは落ちん!」
佑「相変わらず自信たっぷり〜嫌味よねぇ〜」
緑「ふっ、残念だな」
ゲームに飽きれば1on1とかして遊んだりして帰る。
この時間がやっぱり一番好き。
赤「よし…そろそろ帰るか」
後片付けをしてコートを出る。
黄「いやぁ〜、それにしても大学ってこんなに楽しい所なんすね〜」
佑「楽っちゃ楽だよな。っておい、前見ろ前」
黄「え、っぶ!!……ぃってぇ……す、すみません…」
「いや、大丈夫だよ。こっちこそ済まないね。怪我はないかい?」
高身長イケメン…
爆ぜろ。
俺は結局伸びなかった。
全然変わらない。
黄「いえ…俺は全然!」
「そうか…なら良かった。それじゃ、失礼するよ」
そう言って去っていく高身長イケメン。
スーツ姿が良く似合う…
佑「ま、俺だって負けてないけどな」
なんて妬みの視線を送ってみる。
赤「それにしても今の…どこかで見たことあるんだが…」
佑「あ〜…まぁお前なら交流は広そうだしな。どこかで会ってんじゃね?いちいち覚えてらんねぇだろ」
赤「…それもそうだな」
青「腹減った!今日晩飯何するんだよ〜?」
ダラダラと話しながら帰路につく。
この時は誰も思わなかったんだ。
また、最悪なことが起ころうとしてるなんて。
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