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守護する者たち 13
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アキラは涙を一雫溢すとアビスの首に腕を回した。
「痛いことしないで…」
震える声で懇願するアキラ。
返事のかわりに返してきた口づけは初めは啄ばむように優しく、しかし徐々に激しさを増して咥内を貪った。
舌を絡めて唾液を交換する。
アビスの舌は獣化の状態に近いものとなり、アキラの喉迄這入ってきた。
「‼︎」
軽い吐気が無くなると痒いような擽ったいような、身体がぶるりと奮えた。
『これ…気持ちいい…』
後頭部を抱え込まれますます強く抱きしめられて。
咥内を犯す舌に恍惚としながらアキラは自らも抱きしめ返す。
ピクリと身体を震わせたアビスは最後に信じられない程奥を一嘗めして唇を離した。
「アキラ、好きだ。
好きで好きで堪らない。
俺のものになってくれ。」
その手はアキラの細腰をしっかりと掴んでいてもとより離す気など無く。
「もう…とっくにアビスのものじゃ無かったの?」
健気に微笑むアキラ。
声にならない歓喜の叫びをあげ、花芯にむしゃぶりつくアビスの指が双丘の狭間を優しく探る。
「んっ、ああ…」
快楽に弱いアキラの身体のさらに一番弱い場所に長い舌が差し込まれた。
燻っていた熾火がおこるかのように昼過ぎ迄セベクを受け入れていたソコはトロトロに蕩けていく。
白い肌を上気させ、うっすらと汗をかいて悶えるアキラの蕾にぬるぬるの剛直をあてがった。
「愛してる、アキラ。
俺の番〈つがい〉」
男膣〈なか〉に向かって体重をかけると柔らかい肉筒の中にえらの張ったカリ首が吸い込まれていく。
まさに焼けた金属棒を突きこまれたような。
燃え上がるように熱いそれは初め圧迫感と共に挿入ってきて、暫く留まった後一気に奥まで侵入してきた。
涙を溢れさせ逃げを打つがアビスの腕がそれを許さない。
「アビ…ス…ぃやぁ…」
激しい抽挿が開始され前立腺を穿たれて、気の狂わんばかりの快感に酔いしれた。
「アビス…アビス…きもちいい…きも…ちい…」
sideアビス
昨日の咥淫など比べようのないほどの甘美さ。
挿入った途端に起こった射精感を必死にやり過ごし、俺は一気に奥に突き込んだ。
信じられないことにすべてがアキラの男膣〈なか〉に納まっている。
俺の双球がアキラの桃尻にぴったりと密着しているのだ。
一体どうなってるんだ?
腹の上から触ってみると自分の存在が感じられる。と、
アキラの男膣〈なか〉が活動を開始した。
喰らいつき、締め上げ、S字の奥が蠢く。
セベクがつけたS字への途〈みち〉は男を狂わす天国かもしくは地獄への路か?
アビスは蟻地獄に引き摺り込まれるのを恐れるように自身で抽挿した。
締め上げられて擦れる男膣〈なか〉は最高だ。
「アビス…きもちいい…きも…ちい…」
鷲掴みにしている手に力を込めて。
「ああ…最高だ…最高にいいぜ…アキラ!」
アキラの花芯が弾け白蜜を迸らせると同時に俺も白濁を注ぎ込んだ。
大量の精液は火傷しそうに熱く感じられて、アキラはアビスの腰に足を絡めたまま動けずにいた。
滑ついた液体が男膣〈なか〉に射精され続けるのにすら感じてしまってアビスの背中に爪をたてる。
射精〈だし〉終わった筈の剛直はさらに体積と硬さを増し、膣壁をまるで子種を擦り込むかのように捏ねくり回す。
「いや、いやぁ…やめてぇ…」
歓喜の色をのせた哀願。
アビスは叔父の言葉を理解し、さらに激しく抽挿を再開させた。
「あ、ああ…あん…」
揺すりあげられ、もう言葉を紡ぐことも出来なくなって。
白蜜を溢し、身体を痙攣させるとアキラは意識を手放した。
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