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翠泉「えー、やだよ……めんどくさい」
後ろに寄りかかった
すると上からスルスルと木のツルが降りてきて当たりはさらに暗くなった
ちょうどよかった
このくらいの暗さの方が僕には丁度いい
翠泉「ここどこなんだろ……部屋に戻りたい……」
何も感じなくていいから
何も考えなくていいから
ずっとうずくまっていると足音がした
息を殺して音に耳をすませる
「クソっ誰だ俺の森に入ったやつは……!」
何やら怒ってるらしい
「気配はするのに……木々が隠してるな……クソっ……燃やすぞ!」
声の主は段々近づいてきた
木々達はざわめきだしツルは段々上に戻っていく
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