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愛してる(1)
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「リヴァイ、今日飲みに行かね?」
「お前らだけで行ってこい」
「またかよー!」
ノリ悪いとよく言われるが興味ない
女がベタベタ寄ってくるのがそんなにも楽しいもんだろうか
「先に帰る」
「へいへい」
会社を出て暫く歩いて電車に乗り込んだ
いい加減この光景飽きてきた
仕事も、生き方も
決められたレールを辿って、ただ生きている
『クソが付くほどつまらねぇな』
と、考えていたら誰かがぶつかった
痴漢と間違われたんじゃ困る
文句の1つでもくれてやろうとした時だった
突然身体に電気が流れたような感覚に襲われ、頭の中に映像が入ってきた
《兵長、紅茶どうぞ》
《あぁ》
何だ…これ
とうとう俺は頭がおかしくなったのか?
《もし、オレが自我を失って暴れたら、削がれるのは兵長がいいです》
《当たり前だ。他の奴等に削がせねぇよ。綺麗に削げるのは俺だけだ》
《へへっ/// そう言ってくれると思ってました》
違う… これは…
《兵長… オレ…ゲホッ!!!》
《喋るな!クソッ!何で傷口が回復しねぇんだ!!!》
《幸せ… でした… 兵長の… 側に居れて… ガハッ!!
兵長… オレ兵長が… 優しいの… 知ってます…
兵士を無駄死にさせまいと… 一生懸命に…
オレだって…何度も… 救われました…》
《くっ…!!》
《兵長… 最後に… 言って欲しい言葉が…
あります…》
《なんだっ!》
《 》
これは… 俺の前世の記憶!
そして、こいつはエレン!
エレン・イェーガー!
俺の…恋人…!
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