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黒火
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『火神くん…これ、は…?』
「わかんねぇ…けどよ…おま、お前体軽いなぁ…なんかジャンプ出来なさそうだな」
『失礼ですね…火神君なんて、体めっちゃ重いじゃないですか。』
これは5分前の話。
いつも通りにマジバで僕はバニラシェイクを。火神君はバーガーを。
そしてその帰り道。
僕らは階段から落ちました。
落ちた、のは火神君のせいだと思います。多分。
階段をおりていた火神君が僕に倒れこんできたからです。
こんな僕が火神君を受け止めるなど到底出来るわけもなく。
2人でそのまま階段の下へ落ちて行きました。
起き上がってみると、僕が目の前で倒れていました。おお、幽体離脱でもしたのでしょうか?
火神君に潰されたんならそれぐらいになりますかね。
…あれ?
火神君はどこにいるんでしょう?
それになんだか身体が重いんですけど?
「いってぇなぁ…、え、俺?」
僕が火神君っぽい喋り方をしていますね。そして僕を思いっきり指さして、
"俺"
と。
そして僕は理解します。
僕の体が火神君になっていた、と。
お互い理解して、今に至ります。
『でも…お互いの家に別々で帰る訳にはいきませんよね。どうしますか?』
少し悩んだ様にして僕…いや、火神君は俺の家来るか?と呟くように尋ねてきました。
まぁ一人暮らしらしいので家族には友達の家に泊まるとメールして火神君の家に泊まることにしました。
『おじゃまします』
火神君は先に風呂に入ると行ってお風呂へ向かって行きました。
暇ですね。
それにしても…遅いですね。
もう30分になりますが…
女子ですか。
40分ですか…本当に何かあったんでしょうか?
…あ。
今火神君は僕の身体なはずですよね。
僕は40分も入っていることができるでしょうか。
…無理ですね。のぼせてしまっているかもしれません。
サァアとシャワーの音がなる風呂場を覗くと、想像通り僕が倒れていました。
まずシャワーを止めて…
あれ?火神君僕の体見たんですよね…
それは…まぁいつも見られてますけど…(._.)
。。。。。。。。。。。。。
『火神君、火神君。』
「んん…?あぁ?!俺?!」
『バカ神君、もう忘れたんですか?』
目の前で俺が俺の名前を呼んでいた。
忘れた?何を?
…?あぁ!
黒子と入れ替わった的な…話だったか?
でも確か俺は風呂に入ってて…
シャワー浴びてて…
ふらっとして…そこで意識が飛んだ
…ような。
「なぁ黒子…」
『なんですか?』
「入れ替わったままでヤッたらどんな気分なんだろうな?」
…ん?
おい、おいおいおいおい?!
俺は今なんつった?!
入れ替わったままでヤッたら?
まるで俺がやってみないかと言ってるみたいじゃねぇかよ?!
『いいんじゃないですか?試してみます?』
えっ?
『この体なら僕上でも行けそうですね。僕1度火神君攻めてみたかったんですよね』
「えっ、ちょ、俺は別にそんなつもりじゃあ…んっ、ふ、やめ、」
『僕の声で言われても…ですね。』
黒子はそこらにあったタオルを俺の口に詰めた。
『やっばいです。なんか僕なんですけど、火神君の光が見えます。』
すると俺の耳元へ顔を近づけて、
『僕の体なんで、僕の気持ちいいとことか僕が一番よくわかってるんですよね。』
囁いた。
「んんっ…ん…」
なんだかゾクッとした。
耳に息がかかって、そこが熱くなっていくのがわかった。
俺は普段こんなことじゃ感じないのに。
「んんんんっんっん〜っ、んぅ、」
イッた後、黒子はタオルを外したけど、黒子の体と体力だと、結構このプレイはきつかった。
「はっ、ぁ、おま、いつも、こん…な疲れ…んのか…よ?」
『そう…ですけど?というか…火神君全然疲れないんですね…。だからいつもあれだ…』
「ああああああああ!ああ!」
『なんですか、僕の声なんで五月蝿いとまではいきませんけど…』
あー、なんか黒子攻めたくなってきたなぁ…
ちゅっ…
触れるだけのキスをした。
。。。。。。。。。。。。。
火神君が僕にキスをしてきました。
いつもとは違った優しいキスだった。
…なんだか…眠くなって…きまし…
「おぉ〜い黒子ー起きろー」
なんですか、五月蝿いですね。火神君…
「戻ってるぞー」
ガタンッ…
『戻って…ますね…(._.)⤵︎』
少し残念な気がします。
「よし。やるか!」
……は?
何を言ってるんですかバカ神君は。
『いや、あの…火神君?』
「お前の感じるとこも分かったしな。」
…あ。
その後火神君は半ば無理矢理ですが!
僕をベッドに運びました。
まぁ、気持ちよかったからいいですけど。
こんな非現実的な体験も僕らの大切な思い出。
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