アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
青黄
-
『うぅ〜、また負けたッスぅう〜』
俺は青峰っちに勝ったことがない。
本気で悔やむし、本気で落ち込む。
やっぱ青峰っちはすごい。
「俺に勝とうなんざ100年たっても無理なんだよwww」
『ええ?!無理なんすか?!100年待つのに?!』
でも…そうかもしれない。
100年たっても勝てないかもしれないッスねぇ…
諦めないッスけど!
帰り道の途中、なんだか視界が少しゆがんで見えた。
やっべぇ…今日練習しすぎたッスかねぇ…頭くらくらするッス……
『うぁ、っ』
やべ、コケる…体が言うこと気かねぇ…今日熱ぎみだったし…
「おっと…あぶね、大丈夫か。」
……青峰、っち…?
俺が意識を失う数秒前の言葉。
ーーーーーーーーー
『ん…っ、?あ、ぉみねっち?』
目が覚めると青峰っちの部屋にいた。
前に来たことはあるけど…
『いやぁ、巨乳雑誌ばっかッスね…どんだけッスか』
「うっせぇ、黙れ黄瀬」
気がつくと扉の前に青峰っちが立っていた。
『青峰っ…ち、俺は…?』
「あー?知るかよ。急に道端でお前が倒れたんだからよー」
…あぁ、倒れたんッスか…
『あ、えっと…ありがとう?』
そう言うと顔をしかめて青峰っちが近づいてきた。
『え?あ、えっ?』
「なんで疑問系なんだよ。普通に感謝しやがれ。」
…そうなんスけどぉ…(._.)
…うぅ…顔、顔近いッスよ?!
よく見ると綺麗な顔立ちしてんスよねぇ…
夢と…希望を宿したような…綺麗な青い瞳…。
「……なに見てんだよ?」
…っあ…あー…あー…
『別に…見てないッスよ…』
「ふぅーん?そうかよ?俺にはそんな風に見えないんだけどなぁ?」
青峰っちがジリジリと追い詰めてくる。
いつの間にか背中が壁についた。
って、ん?
逃げられないんッスけど?!
頭の左右に手があるからよけらんないし…
『あ、青峰っち?』
ニヤッと青峰っちが笑って俺の耳元で
「素直になるまで止めねぇからな?」
そう、囁いた。
『へ?…っ?!んっ、ぁ、ぉみ…っ』
いきなりキスされたし。
ちょっ、女の子とは全然…違…
『ぁ、おみね…っち、ゃ…めっ』
「だーかーらー、素直になるまでやめねぇっつーの。まだまだこれからだろ?」
俺危険じゃないッスか?
…青峰っちは何がしたいんッスか…?
『あぉ、み、んんっ?!ん、』
青峰っちが俺のネクタイをほどいて腕を縛った。
「やっべー、お前マジ可愛いし」
…え?可愛い、ってなんスか、
いやいやいやいや、男なんだけど?!
可愛いとか言われても…
「ほらー、素直に言わないでいいのかー?」
そう言ってキスをしながら乳首をいじってきた。
『っっ、ゃ、やめ、ひぁっ、』
自分でもビックリするぐらい体がはねた。
『っ、ぁ、青峰っちのこと、見てたッスよ、ぁっ、ふっ、だから、ゃめ…て、下さいっス…っぁ』
「はい、よく言えましたー」
ニヤニヤしながらもそう言った青峰っちは動作を止めなかった
『ひっ、ぁ、あぉみねっち、なん…ゃめてくれるんじゃ…な、ひぁっ』
「別に嫌じゃないんだろー?素直、って言うのは誤魔化し続けることじゃないはずだよなぁ?」
……いやそーなんスけど…
『ん、っ、おかし、くな、ちゃう、からやだ…』
少し考えたようにして青峰っちは
「wじゃあおかしくなれよwww」
と言った。
『いや、ちょ、待って下さいっス!俺疲れて倒れたんスよね?!無理っスよ!』
本当もうマジで
「じゃあ休みの日なら倒れるまでできんだな?」
『ふぇ?!…っ、そ、ッスね…』
休みの日と疲れきってる今なら休みの日の方がまだマシだろうし、
…その他の選択を求めたら今危なさそうだし…
そして俺は次の休日に青峰っちの家に行くことを約束させられた。
…なんかまた負けた気がするから気に入らないッス…
絶対いつか攻めるっすから!
…多分。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 20