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羞恥と快感の狭間
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前を寛げ、下着から取り出されたペニスは、既に臨戦態勢だ。
どくり、どくり、と脈打つ血管が浮き出ている。
今から、おれの中に入ってくる……。
その快感を知っている身体は、無意識に揺らぐ。
男は、おれの腰を見ながら、口に咥えたゴムを開け、ペニスに着ける。
誘うように揺れる腰に、男は笑う。
「やらしいヤツ……」
尻を撫で上げられ、背が反った。
男の手がおれの手首を掴み、孔の中に埋めていた指を乱雑に引き抜かれた。
「んっ………ぁっ…」
その手で自分の尻肉を掴まされた。
「ここ、持ってて」
自分で自分の尻を掴まされた。
男の目に曝される孔に、羞恥の想いが心を埋める。
ぴとりと当てられるゴム越しの感触。
早く早くと急くように愛液を溢れさせるおれの孔。
「エロ過ぎ……」
ふっと逃がされる息は、嘲笑う音を纏う。
ずぶりと差し込まれた亀頭に、押し広げられる感触。
「ん、ぁ………ぁ…っ」
ずぶずぶ侵入してくる熱く太い肉棒。
ぐぐっと侵入してくる感触が、ぞわぞわとした快感に変わる。
満たされる感覚が、おれの身体を痺れさせ、弛緩させる。
力が抜け、崩れ落ちそうになる身体に、尻を掴んでいる手が緩んだ。
――パンっ
「………ぃっ」
尻に振り降りてきた男の平手。
きゅっと締まった孔に、男は笑う。
「なに? 叩かれんの、気持ちぃの?」
おれは、小さく首を振るう。
「違ぇのかよ……」
詰まらなそうに零した男は、緩んだおれの手を掴む。
叩かれた尻に、ジンジンとした痺れが広がる。
「ちゃんと掴んで、ケツ、開いとけや」
再び、尻を掴まされた震える手に、潤む瞳を男に向けた。
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