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空き教室
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「先輩、もう帰りたいんですけど。」
「俺だって帰りたいんだよ。」
「じゃあ帰りましょうよ。」
「うるさい、もう少し待ってろ。」
先輩は帰りに廊下で渡された資料をまとめていた。
たぶん生徒会の資料なんだろう。
なぜだか俺も連れて来られてずっと待っている。
「はぁー、終わった。」
先輩は書き終わった資料をまとめて鞄に入れる。
「じゃあ帰りますよ。」
さっさと帰ろうとすると、先輩に腕を掴まれて机に押し倒された。
「なっ、なんですかっ?!」
「なんかご褒美とかくんねーの?」
「はぁっ?!なに言ってるんですかっ!ここ教室っ………!」
「空き教室だから誰も来ねぇーよ。」
先輩が顔を近づけて唇が触れるか触れないかのところで、隣の空き教室の扉が開く音がした。
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