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第12章
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「お前に良いものをやるよ。」
俺はソファから立ち上がり、ベッドの隣にあるクローゼットへ向かった。そして、クローゼットの中から昔、興味本位で買った『大人の玩具』の1つを取り出し、ポチの元へ戻った。
「ほら、代わりにこれしゃぶっとけ。」
そう言って俺はポチの口に大人の玩具ーー俺の性器より少し小さいディルドを咥えさせた。
「んっ…ふぁ…ありはとうほはいはふ…」
ポチは俺に感謝を述べると、床に座ったまま、嬉しそうにそれをしゃぶり始めた。…俺は自分がさせたその行為に何故か少し苛立ちを覚えた。その理由は直ぐに分かった。俺はーー自分のモノ以外がポチを悦ばせるのが不快で堪らなかったのだ。
俺はその苛つきをそのままポチへぶつけた。
「…ポチ、お前ちんこの形してたら誰のでも何でも美味そうにしゃぶるんだな。」
ポチはそれを聞くと、酷く驚いた表情になった後、慌てて否定する様に首をブンブン、と振った。
俺は苛立ちが収まらず、ポチを無視して自室へ向かった。後ろからポチが慌てた声で「ま、待ってくださいご主人様っ!」と言い、追いかけてくる音が聞こえるも俺は無視して自室へ入り、パソコンの前に座った。
「ご主人様…申し訳ございません…ポチは…ご主人様のおちんちんが1番大好きです…ご主人様が望まない限り、他のおちんちんなんて咥えたくありません。その…このディルドは…ご主人様から渡して頂いたものなので…嬉しくて…」
ポチは俺の近くで正座し、俺が無視しているにもら関わらず弁明を始めた。俺はそれに構わずヘッドホンをして株価のチェックを始めた。ポチは俺の様子を伺うと、シュンとした様子で正座を続けた。
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