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第14章
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目を覚ますと、空は藍色に染まっていた。随分と長く寝ていたらしい。
腕の中を見ると、ディルドを半分程咥えたままポチは眠っていた。どうやら、ディルドをしゃぶったまま寝落ちてしまったらしい。
口からディルドを抜いてやると「んっ…」と名残惜しそうに最後まで舌先を這わせていた。それに無性に苛つき、その舌を指で挟み、口から引っ張り出す。
ポチの舌は妖艶な赤色をしていて、先程までこの舌が俺の性器を美味そうにしゃぶっていたのかと思うと興奮が蘇った。ポチは寝惚けているのか、俺の指に舌を絡ませて来た。俺もそれに応えるように指を絡ませる。
「んっ…はふっ…はぅ…」
ポチは眠ったまま、俺の指をしゃぶって艶めかしい声を出す。
「はっ、エロいペットだな。…俺なんかに飼われて、可哀想に…」
俺はそう呟くと、ポチの頬を両手で優しく包み、ポチの口内へ深く舌を差し入れた。そのままポチの口内で舌を絡ませる。ポチの舌は無意識なのか、俺の舌に絡んで来てグチュグチュ、と卑猥な音を立てた。
そうして暫く口付けをしていると、ポチが目を覚ましそうになったので、俺はそっと口を離した。相変わらずポチの舌先が名残惜しそうに伸ばされていた。
「んぁ…ご主人様ぁ…んっ、おはよう…ございます…」
ポチは眠たそうに目を擦りながらも、俺に挨拶をした。俺が返事を返さずに居ると、ポチは少し怯えたような表情になり
「ご、ご主人様、その、申し訳ありませんでした。ご主人様の隣で勝手に眠ってしまって…」
と俯いて謝り始めた。俺はその様子が面白く、ふっと笑ってポチの頭を撫でてやった。ポチはその手に嬉しそうに擦り寄って来る。
「んっ、ご主人様ぁ…こんな、ダメ犬で申し訳ありません…こんなダメ犬でも…ご主人様のお傍に置いて頂けますか?」
俺の手に擦り寄りながらも、ポチは不安そうに聞いて来る。
俺はそんなポチを安心させるように頭を撫で続けながら
「あぁ、これからお前が俺に絶対服従を誓えるなら、俺の傍に置いてやるよ。」
と答えた。
それを聞くとポチは嬉しそうに笑って
「はいっ!勿論、ご主人様には絶対服従を誓っております」
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