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Drip.6
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「あはは、藍介……キスしただけなのにもうそんなに蕩けてるの?」
藍介と類は梅雨で客が来ないのをいい事に、自宅兼珈琲店であるこの場所の2階の居住スペースにある寝室で絶賛セックス中である。言わずもがな、藍介が寝台へ横になり、類は上だ。ご丁寧に店の看板には、「勝手ながら1時間ほど開店が遅れます」という貼り紙をしてあるが、鍵は……かけていない。
「だっ、て……る、い……のキス、濃く……って長……っハァハァ……っ」
「ん、かわいい。さっきの相合傘、俺はびっくりしたんだよ?なかなか理性煽るのが上手だよね、藍介」
類は耳で囁きながら片手は胸の飾りを、もう片手はお尻の蕾へ指を1本入れて解すように動かし、早々に2本目の指を挿入し絡みつく肉壁を掻き分けながら藍介の悦い所を探り始めた。
「あっ、…まっ、て……や、だそこ……はっ!」
「ん、藍介って呼ぶと中が締まるね。名前呼ばれるのそんなに好き?あ い す け」
胸の飾りはぷっくりと赤く主張し、お尻の蕾からはジュクジュプ……と水音響かせトロリとローション代わりになるほど濡れていた。
「そ、んな……違っ……ひっあ……あっ」
「もうトロトロ……ココ、悦いところ……かな?」
ゆるゆると広がってきた蕾は容易く3本もの指を深く飲み込み、これまでとは違う感覚の奥にあるその場所を指腹でグッと押すように幾度も撫で、藍介の様子を伺った。
「あっあ……そこ、あっ……いっ、イク……もっ……っ!」
探り見つけ、撫でて刺激し続けたソコは藍介の気持ちいい場所であり、我慢効かず足腰をガクガクと震わせ、腰を浮かせ欲棒の先端からビュルッ……と白い欲を盛大に撒き散らした。
「あーあ、弱いところ弄られただけでイッちゃったんだ、藍介。でも、まだくたばらないでよ」
「俺の中……奥まで甘えたいって、言ってる。類ので……トロトロ、に甘くし、て」
そう言う藍介を見て類は、藍介の片脚を自分の肩へ乗せ、「早く藍介の中を味わいたい」という一心から腫れ上がるほど太く立派に反り立つ逸物を熟れた蕾へあてがい数回擦り付けた。
「まっ、そんな……おおき、の……むっ、りぃ……っ!」
「大丈夫っ……これくらい受け入れられるほど藍介のココ、ゆるゆるになった、から……いく、よっ!!」
怯えるように接合部を見つめる藍介に余裕はないが微笑みを向け、お尻を両手で抑え固定すれば擦り付けていた逸物を言葉言い切ると同時に勢いよく尻肉をぶつけ藍介の中へと押し挿れた。そして、挿れた瞬間に中がキュウッと誘うように強く締め付けてきた。
「あっ!……んん、っうあ……」
「藍、介……締め、過ぎ……っ軽くイッ……た?動くよっ」
早々に感じた強い締め付けで一瞬射精感がジワッと押し上げてきたところを我慢して耐え前後に律動をはじめた。藍介は類の欲棒が挿入されただけで軽くイキ、先端から僅かに白い欲を漏らし、掘り進む類の逸物を捉え肉壁を纏わせては欲しがるようにいじらしく締め付け、「気持ちいい」という快感と類を思う愛おしさ相まって恍惚な表情で善がった。
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