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風紀委員です
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その日の帰り、
オレらは、また絡まれた。
ほんと、うざいったら、ありゃしねえ。
人数増やしたら勝てると思ったら
大間違いだぞ。
いつもどおり、
オレらは、校門を出て、
土手へ行く。
そこは、オレらがよく遊んだ場所であり、
思い出の場所。
だが、今はそこが、絡まれ場所だ。
「今日こそ覚悟しろよ!!!!!!」
相手は、同じ高校生だが、
オレらよりもがたいの良い奴らばっかだ。
正直、
オレらは、喧嘩は強いが、
負けたコトだってあるにはある。
それも、全部、
圧倒的な数で。
「…オレらと、喧嘩して、なんのメリットがあんだ?」
オレらは、
ホントはケンカしたくて、
つるんでいるんじゃねえ。
一緒にいたいから、
つるんでる。
ケンカなんて痛いだけだ。
でも、
周りはオレらを外見で判断する。
中をみようなんて、
思わない。
強そうだからとか、
そんな理由で絡まれ始めて、
強くはなったけど、
何も嬉しくない。
ホントは、
こんなこと、したくねえ。
暴力が一番怖いコトは、
オレが身をもってしっていることだから、
でも、
「!!王人!!」
オレの仲間に手を出すヤツは、絶対許せない。
傷ついてんのは、見逃せネエ!!
だから、、ケンカはやめられないんだ。
誰か、オレらを、助けて??
「!!成君!前!!」
「!!」
目の前には、男が、オレを殴ろうとしていたが、
「何してんの?」
男の拳を止めるものがいた。
それは、
おれらが今一番興味をもっている
委員長だったからだ。
見事に腕章までつけているし。
仕事病だと思った。
「…何なんだ!!お前!!!」
「オレ?
オレは彼らの風紀委員の坂倉蓮っていいます。」
委員長はニコッと笑って、
自分より大きい男を投げ飛ばした。
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