アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
橋引
-
顔を洗いながら、橋引と待ち合わせる時間を考えた。
彼女は、いつも早く来て休んでいる。
今日もだろう。
かいせが起きないうちに会えるだろうか。
橋引のことも、好きだ。
他の連中は大抵嫌いだが、彼と彼女は、信頼できるから。
ピンポンとチャイムが鳴る。出てみると、ツインテールの髪を元気よく揺らす彼女が居た。
「来ちゃったっ!」
「うん。おかえり」
「ちがうよ! おかえり、は家族とかが戻ってきたときの台詞でね、こういうときはいらっしゃい」
「あ、そっか。ごめん」
「もー。本当になにもわからないんだね」
「ああ」
「朝から目の前に美少女、やったね!」
「……やった?」
首を傾げていると、まあいいやと言われる。
難、しい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 164