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寝込み
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そして数時間後。
「寝込みを襲ったりしないでしょうね?」
そして、声。
振り向くと橋引が居た。
ソファーに運んだら、クッションを握りしめてくたっとしている、藍鶴色を眺めてただけなのに。
人聞き悪いことを言う。
「お前まだ居たの」
「悪い?」
「悪かないが、一旦着替えとかに戻ったりしないのかな」
「ここで着替えて欲しい?」
「お願いします」
「するか阿呆」
腰に手を当てて、ツンツンしている彼女。
なかなか美人だが、ツインテールはあまり似合ってない。おろせばいいのにと思うが、まあ彼女の好みだから俺が口を出すことではないか。
「私、色ちゃんとお話したいことがあるわけ」
「えっ、なんだ、それは」
驚いた動作で、自然に腕を伸ばしたつもりだが、彼女は、それを器用にはね除ける。
「やめてよ、あんた触れたものからの感情、筒抜けなんだから!」
知ってる。
だからやってんだ。
「私と色ちゃん、組もうかと思ってるの」
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