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時
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確かに、『時の女神』のために俺らは未来に干渉するしかないこともある。
それがどんな姿のなにかは誰も知らない。
『上』から言われてるので従っているくらいなものだった。
まあ、立場としては、中立、ということだ。
極端に未来に関わるような決断は、俺らはしないし、極端に危ないことがあるのなら俺らは、バランスのために動く。
だから、大方は、少数の味方をする。バランスを合わせるためだ。
平等、中立、均衡。
正しいと判断された方に、正しいと感じられるときだけは、向いている。
正しいって、なんだよ……とは、思うけれど。
たぶん。
『女神』とやらが、気に入るかどうかなんだろう。
それから。
「おい、色」
グラスをかかげて、そいつは――――
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