アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
1.
-
「僕はやっと‥自由になれる。全てから開放されるんだ…‼」
大好きだったそらるさん。そして友達のみんな
さようなら!
7階の建物の屋上から、身を投げた。
一瞬、フワッとした感覚は気持ち悪かったけど、そこまで気にならなかった。
少しするとドンっと言う鈍い音が聞こえ、意識はどんどんと薄れて行った。
ほんのり聞こえた声も、空耳だと思って聞かなかった事にした。
僕は死を噛み締めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そらる side
まふまふが姿を消した。Twitterには姿を消したその日以降の更新は無い。
最後に発されたツイートは、「バイバイ」の一言で、コメントでの皆の反応も分かっていない様だった。
まふまふが行きそうな所って何処だろう。
考えて探してみても、全然見つからなかった。
姿を消してから数日がたって、自分のスマホに通知が入った。
『まふまふが見つかりました。○□病院に来てください』
うらたからだった。
生きているのか。無事なのか。心配で心配で仕方なかった。
大丈夫、大丈夫、と自分に言い聞かせる。
病院に着くとうらたと坂田が既に居て、2人に病室へ案内された。
その病室のベッドて寝ていたのはまふまふだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 11