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38R-18
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「いいか?」
後口に熱い先端を押し付けられながら問われ、俺は頷いた。
「はっ…ああ」
腰を進められただけで、少量の白濁が俺の屹立から零れる。
恥ずかしさに顔を赤くする俺の前髪を、さらりと正臣が撫でる。
「後ろだけでイケそうか?」
なんてことを聞くんだと思いながら、俺は小さく頷いた。
正臣は微笑むと、俺の顔の横で俺の両手を自分の両手で縫い付ける様に繋ぐ。
そうしてゆっくりと腰を打ちつけ始めた。
「あっ、あっ、ん」
次第に激しくなる出し入れに、俺達の間にパチュパチュと音が立つ。
「正臣、正臣っ」
名を呼ぶ俺の声を封じる様に、正臣が唇を重ねる。
突き入れたまま、正臣は奥でぐるりと腰を回した。
同じ動きをする口の中の正臣の舌が堪らなくエロく、俺は「はあ、はあ」と湿った息を吐いた。
逞しい腰に、両足を絡める。
正臣も限界がきたのか、俺の好きな個所を激しく突き上げ始めた。
「イク、あ、イク、イッちゃ……はああっ」
中に熱い飛沫を感じ、俺も薄い白濁を放つ。
小糸は俺に濃厚なキスをすると、隣に寝転がった。
「シャワー浴びる?」
今までのセックスと違い、乱れた自分が気恥ずかしく、俺はベットを降りようとした。
そんな俺の腰に、二本の長い腕が絡みつく。
「正臣」
「シャワーは後でいい」
そう言うと正臣は俺の尾骶骨にチュウと吸い付いた。
快感に震える俺の体をそっと抱き寄せ、正臣は優しく唇を重ねた。
それから時間を気にせず行為に没頭し、二人でシャワーを浴び、せっかくだから作ったケーキを食べようということになった。
「紅茶冷めちゃったね。淹れ直してこようか?」
「いや、いい。それよりこのケーキ本当に貴雄が作ったのか?売り物みたいに美味いな」
「そう言ってくれて嬉しい。また来年も作るね」
「ああ、頼む」
穏やかな表情でそう言う正臣を見ていると、この男に愛されていないのではと不安だった気持ちが消えていく。
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