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「はぁ……ふっ、ンッ…」
どれくらい時間が経ったか分からないぐらい、瀧澤は執拗に由良の乳首を可愛がった。
身を固くしていた由良に触れるだけの優しいキスを何度も与え、じわじわと快楽を与えていく。
恐怖と緊張で縮み上がっていた身体が徐々に力を抜き始めたのを感じると、甘い声を上げる由良の唇へ舌を這わせ、ゆっくり味わうように口内を蹂躙した。
「んっぅ……、も、もうヤダ…」
優しい愛撫が徐々に辛くなってきた由良の頭は快楽からボーとしてくる。
あれほど怖くて拒否していたのに、長い時間ほだされ続けて両手が自由になっても抵抗らしい抵抗をしなくなった。
下半身が辛くて、無自覚に腰が浮き沈みするほどだ。
「あぁ……、もうやめてぇ…」
腕を掴む手で爪を立て、懇願すると瀧澤はずっと由良の胸を撫でていた手をゆっくりと下半身へと移動させた。
「んぅっ……ァ…」
ズボンの上から硬くなったものを撫でられ、由良の意識が羞恥で覚醒する。
「だっ、駄目っ!触るな‼︎」
真っ赤な顔で焦った声を出す由良が可笑しくて瀧澤はクスクス声を上げて笑った。
「何言ってんだよ。触って欲しいんだろ?こんなにして」
強弱をつけて自身のものを刺激してくる瀧澤の手に由良の身体は気持ち良さに呆気なく負けてしまった。
「んっ、はぁっ…アァーーーッ……」
ビクビクッと大きく身体を跳ねさせ、一際大きく高い声で叫ぶと、由良のズボンがじわじわと濡れていった。
「え⁉︎もしかしてイッたのか?」
これだけで?と、驚いた声で聞かれ、由良は涙を溜めた真っ赤な顔を両手で覆い隠した。
小さな啜り泣くような声が由良の掌の隙間から漏れてきて、瀧澤は苦笑した。
「泣くなよ。悪かった」
よしよしと優しく頭を撫で、固まって動かない由良を抱きしめてやる。
「勝気でワガママな猫と思ってたけど、こんな無防備で甘ったれな猫だったんだな。怖がらせて悪かったよ」
どこか嬉しそうな声で瀧澤は由良の認識を改めながら、華奢な震える身体を抱き止め、安心させるようにトントンと背中を叩いてやる。
由良は恥ずかしさから、何も言い返す事も出来ず、かといって何か行動を起こす事も出来ず、訳の分からないまま、ジッと瀧澤にされるがまま宥められた。
そんな瀧澤の根気強い対応は安心感を与え、心身共に疲れていた由良の緊張の糸を切らせたようで眠りへと誘った。
数分後、胸の中でスースー寝息を立てる由良に瀧澤は優しく微笑むと由良の顔から覆い隠していた両手を外し、汗ばむ額へと優しいキスをひとつ落とした。
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