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「…セックスはしないんじゃなかったのかよ!」
昼食を食べ終え、ソファーでくつろいでいたらいきなり慧都に押し倒された。
まだ13時を過ぎた頃で真昼間だ。
こんな時間から…っ
「したくなったらするって言ったよ?」
当然のことで、おかしいことなど何もないといった言い方にイラッとする。
「おま…っんん」
文句を言おうとした口を塞がれ、声が出せない。
「んぅ…はっ…ッ」
口内に侵入して来た舌は熱く、逃げようとする俺を捉え逃してはくれない。
口内を犯され、嫌でも身体は熱くなる。
「ふふ、キス好き?もう勃ってるよ」
「や、触んなっ…」
服越しに撫でられて、ビクッと体が震えた。
昼食前に外された足の拘束具はまだ付けられてはいない。
今なら…
そう思った時だった。
ガチャン
「え…?」
「ん?いや、今なら逃げられるとか、そんなこと考えてそうな表情だったから念の為ね…?」
慧都に隙なんてなかった。
「…っん…アッ…ぁ…けい、とっ…もう」
「んー?」
俺の中に挿入っている熱いものは、さっきからゆるゆると腰を動かすだけで決定的な刺激を与えてはくれない。
でも、イきたいなんて、イかせてほしいなんて、口が裂けても言えない。
俺はヤりたくてヤってるわけじゃない。
強要されてるんだ。
快楽に流されそうな自分に何度もそう言い聞かせる。
「あっ!…ぁ…ゥッ…ん」
奥を突かれたと思ったら、すぐに身を引かれる。
そして直後に耳元で悪魔のように囁かれる。
「壱椰…イきたい…?」
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