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* Scent.1 *
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オメガの男性には女性と同じ、胎内に子を孕むための器官がある。
外見ではアルファやベータと差異はないが、唯一同性同士での生殖が可能なのだ。
その機能を使うために、アルファを誘うフェロモンを、発情期になるとより大量に振り撒く。
「ああぁっ、あ、あっ、ん……! あぁ、んっ。ほし……やっ、欲しくないぃ。あっ、あ……気持ち、よく、ないっ……!」
「すごいな……これ……っ。吸いついて、扱いてくる……っ。なあ、気持ちいい? 気持ちいいだろっ?」
「あっ、ああ、おっきいの、奥に入れないでぇ……。やだっ、やだ……! あぁ……あ、だめ、おかしくなる……っ」
太く大きい熱いものでぐずぐずに蕩けた中を掻き分けて、男は立花の下肢をより高く抱え上げる。
心では抗っていても身体は底まで堕とされる──今夜だって、そうなるのに時間はかからない。
発情期のオメガを初めて抱く若い男は、最初はベッドにも上がらず遠巻きに様子を眺めていたが、事も半ばになるとフェロモンに取り込まれ、1番長く立花を抱いていた。
「……ああ、んっ、あ、きちゃう……もっと、奥……や、奥にきてぇ……。中に、精液、いっぱい注いでぇ……」
「ははっ……。やっぱりオメガは淫乱なんだなぁ。じゃあ、全部溢さず飲めよ……!」
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