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* Scent.1 *
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犯されている後孔も、目の奥も首輪の下にある項も、熱を孕んでいる。
──噛んで、噛んで……こんな身体、脱いでしまいたい……。
突発的なヒートによる事故を防ぐために、番がいないオメガは首輪をつけることで項を守っている。
外すための鍵は、他の人に預けているから、立花は自分の意思ではどのアルファとも番うことは出来ない。
薬の効果が切れるまで、媚びて淫らに欲しがるのだ。
「向かい合って……したい、です。いっぱい、奥に、精液かけてぇ……」
薄っぺらい革一枚で覆われているだけでは、男達に項を晒すのは心許なくて、まだ達していない仁居にそう提案した。
甘えるような声に気をよくした仁居が、一度埋まっているものを抜くと、立花の身体を反転させて拡がっているそこへ再び宛がう。
「あ、う……ああっ、ん! あ、あ……」
「こんなに締めつけて……欲しがりな子だね。厭らしい姿をたくさん見てもらいなさい」
「ああぁ……きちゃうっ。あっ、すご、深いぃ……! やっ、あ……あっ、あ、ん!」
突き上げられる度に鈴口から湧き出るように、蜜を溢れさせる。
後ろで達する強烈な快感を刻みつけられたせいで、いくら前を擦っても足りない。
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